SSブログ

消雪パイプ管理 [雑事]

立冬も過ぎた11月のある日、ご近所のサカハラさんが見事な白菜抱えてわが家にやって来ました

CIMG1956.jpg

























開口一番「これいかったら喰てくんなせ 急に寒ーびなったね 今日は頼みがあって来たんだて オレも来年ハッチューんなっし へぇいい歳らすけ消雪パイプの仕事辞めてんだて 替わりにおめさんやってもろわんねろか?」(ママ)「これ(白菜)良かったら食べて下さい。急に寒くなりましたね。今日は頼み事があって来ました。私も来年80歳になるしもう高齢だから、今冬から消雪パイプの仕事を替わってもらえないか?」

聞けばサカハラさん、現役の会社員時代から現在まで30年間、消雪パイプ管理をされているそうです。

仕事の内容を聞くと・・・

1、初雪が降る前に消雪パイプの試運転と噴出孔の掃除、それと水量の調整。

2、時々見廻って配管の破れ等見つけたら区長さんに連絡。

3、センサーが雪を自動感知して地下水を出すが、雪が降りはじめても出水しないことがあり、その時は手動スイッチを押して水を出す。

担当する地域をマーカーで示した地図を貰いました。

CIMG1957.jpg

























総延長3Km位でしょうか?

出水の悪い噴出孔にピアノ線を突っ込んで掃除、マイナスドライバーで水の量を調整。

それを2班それぞれ5人の役員で分担しての作業だそうです。

大した手間でもなさそうです・・・

報酬は年間一万円だそうです。(長年5千円だったのが何年か前に上がったそう)どうしようか迷いましたが、度々野菜をくれるサカハラさんの頼みだし、引き受けることにしました。

翌日、サカハラさんが管理のための道具を持ってきました。

CIMG1970.jpg

























消雪ポンプ制御盤の鍵、孔を穿るピアノ線、水量調整用のマイナスドライバーです。

日曜の朝8時、集会場に区長さん他役員が11名程集まって分担等の打ち合わせの後作業開始

CIMG1966.jpg



































鍵を開けて手動スイッチをONに入れます


CIMG1960.jpg

























目詰まりしている孔にピアノ線を突っ込み水の通りを良くします。

CIMG1962.jpg
 

それからドライバーを使って水量を調整しますが、硬くて回らないバルブが多くて大変です。

CIMG1968.jpg
道は延々と続き腰や膝も痛くなり安易に引き受けたことを後悔します。
終了は11時40分。歩数計の合計は7841歩です。慣れない作業でクタクタです。

CIMG1831 (1).jpg

























でも、ご町内の皆様を雪から護っているのは、この俺だ!!の誇りと使命感を胸に体の続く限り頑張ります!

なんてね・・・

CIMG1969.jpg


作業中目にしたマンホールの蓋

仲々洒落たデザインです。

 

nice!(7)  コメント(4) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。