小屋仕舞い2022

今年も小屋仕舞いの季節となりました。

今回も山荘までの道中、松之山の美人林に立ち寄りました。

う～ん！空気が美味い･･･深呼吸すると心が安らかになります。

美人林入り口にある笑家(ｼｮｳﾔ）さんに入りました

コロナの影響でご飯はお椀によそっての提供ですが、おにぎりをお願いすると快く握ってくれました。おにぎりにするだけでなんで米ってこんなにうまくなるんだろう？

本当に「美味い！！」

上田屋さん到着

上田屋さん脇の樹齢１５０年以上の杉の大木が軒並み切り倒されています！

ロシアのウクライナ侵攻のせい？または急激な円安のせいでしょうか？

（2022/10/26 1㌦=149円）

今年６月に亡くなった上田屋さんのおばあちゃんの仏壇に線香をあげてから山荘へ

 

おお！！テラスの階段が北向きから東向きに。柵もきれいに修理されています。

山荘の掛捨ての火災保険の特約条項（自然災害豪雪）を使ってダメモトで申請したら

審査のうえ通ったんだそうです。豆粒みたいな字の約款を読み解いて面倒な申請をしてくれたＳ先輩に敬服、感謝･･･です。

参加人員は１２名、夕食はエツコさんのキノコ鍋、舞茸ごはん、シミヅくんのたこ焼き

いつも通りの痛飲･･･何時頃寝たか思い出せない。そろそろ飲み方変えないトナ～！

翌日総員で小屋掃除、冬囲い、煙突掃除格納。ものの一時間で終了

来年山荘２０周年の記念祝賀会１０月開催予定･･･だそう

来年３月頃から往復はがきにてＯＢ・ＯＧ名簿を頼りに発送（Ｓ先輩）

差出人名はＮ会長。宛先不明者は私宛の住所に返送する事となる。

来年の今頃も心と体もウェルネスで山荘に来れることを祈って山荘を後にしました。

山荘の屋根2022

久々の山荘行です。

今回、長年の懸案だった山荘の屋根の塗りかえを行いました。

会長以下みんなの尽力でようやく実現しました。

午前１１時過ぎに山荘に到着すると、すでに足場組立の作業が始まっています。

地元の足場屋さん３名が実に手際よく足場を組み立てて行きます。

お昼過ぎ昼食を済ませた頃に足場完成。

職人さんが塗料の調合を始めました

･･･と思ったら副会長のミ●ノ氏とシ●ズ氏の両君です

塗装作業を二人でやってくれました。

しかし、シ●ズ氏、本職顔負けのいでたちです。

前日の豪雨が屋根を洗ってくれたおかげで、錆止めの下塗り塗料が屋根に良く馴染んだそうです。

みんなで選んだ色はいぶし銀のシルバー!!

直射日光を反射させて夏の室内の気温上昇を抑える効果があるそうです。

私とウメちゃんとエツコさんの３名は側板にキシラデコールを塗布しました。

約４時間で作業終了

屋根塗部隊の二人はお日様に背中を焼かれながら黙々と作業を続けます。

陽が傾く時刻になっても競い合うように黙々と作業する二人には感動さえ覚えました。

夕刻６時一日目の作業終了。

もちろん真っ先に風呂に入って貰いました。

翌日朝7時より二度塗り作業。

シルバー色の反射が眩しくてサングラスをしての作業です。

午前１０時ようやく作業終了、お疲れ様でした。

山荘は平成１５年８月の竣工ですから足掛け１９年もの歳月が流れたわけです･･･

光陰矢の如し･･･本当にアッという間でした

この先また２０年後の屋根の塗りかえには、私、立ち会うことは叶いませんが

願わくは世代交代した若者達の手により実現しますように・・・

雪割2022

今年の山荘の雪割記録

私は自治会の所用のため残念ながら不参加

会長ほか少人数で頑張ってくれました。

ミズノ氏は高校生の双子の兄弟を強力な助っ人にしたそうです。

仲の良い親子で本当に羨ましい！

久々に凄まじい積雪です

山荘が八割方埋まっています

LINEの報告では３０分ほどで雪切完了とありました

お疲れさまでした。

ハヤテ君とカケル君、今度ラーメンと餃子でよかったらご馳走するね！

 

おられた!

２０１９年の暮より松之山の山林にお隠れになっていた丘山先生が

１年半振りに骸となって出てこられました！

発見は５月２２日

変わり果てたお姿が先生と断定されてようやく千葉県のご遺族のもとに帰ることとなりました。

安堵しました。

改めて合掌･･･

2019年10月　山荘にて

雪割2021

今年の山荘の雪割記録

一昨年の山荘までの苦労した道のりを思い出し鉄氏からカンジキを借りました

「もう履く事もないだろうからお前にやるよ」

なんて、淋しいことを言います・・・

考えてみれば鉄氏も、はや古希

腰や膝が痛いの、息が切れるの･･･だそうで山は卒業？

ちょうど１０年前の二人っきりの雪割を想い出します

ともあれありがたく拝借して山荘へ向かいます

いつもの上田屋さん前、車が集結しています　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おお、今年はマダムも参戦！！

時節柄、マスクを着けて山荘まで歩きます

今年は豪雪でしたが、この2週間程暖かい南風が吹いて急激に雪解けが進んだそうです

確かに！拍子抜けするくらいに雪は少なく除雪なしで難なく山荘に入れました

 

今年の参加者はなんと１３名！！例年の３倍です。

もっとも、県内の某高校山岳部が春山合宿でわが山荘を使いたいとの申し出があり

他校の顧問先生５名が山荘の使用方法と内部確認のため合流してくださったおかげの人数です。近年の高校山岳部の現状など興味ある話を色々と伺いました。

これだけ人数が揃うとなかなか壮観です。

他校の山岳部に山荘を貸す事については内心違和感もありますが、顧問の先生方の山への真摯な思いや取組みを聞き、今後山荘を維持するためには仕方のないことかと思うようになりました。「まぁ、いらん口は出さずに老兵は黙って消え去るのもカッコいいか～」呟きながら山荘を後にしました。

 

小屋仕舞い2020

今年も早、小屋仕舞いの季節となりました（もう何回このフレーズを使ったことでしょう･･･）

今回、山荘に向かう途中、ちょっと遠回りして十日町経由で故オカヤマ先生の好きだったという場所に立寄りました

【美人林】

確かに見事なブナ林です。

先生がよく立ち寄ったという茶店に入りました。

おにぎりが美味いと評判のお店ですが、ここもコロナの影響でしょうか飯椀に盛られたご飯が出て来ました。

松之山の棚田で収穫された新米コシヒカリ。

こと米に関しては舌が肥えている私ですが･･･これは美味い！！

おもわずお代わりしました。

お店の女将に先生の事を聞きます。

「自転車に乗って来られては楽しくお喋りして過ごした」

「山菜やキノコをたびたび持って来てくれた」

「この付近も高齢化が進んで山菜やきのこを採りに山に入る人が少なくなり、足跡もない原生林の中、自分の経験と勘を頼りに歩くしかなく危険！」

「ここ数年、徘徊老人が山で遭難するケースが多くて、実は先生の遭難もあまり話題にならなかった」

「せめて、入った場所に自転車でも置いてあったら探す手がかりになったのにね」

車も携帯電話も持たない主義だった先生･･･

入山した場所の手がかりが無ければ、あまりにも山域が広すぎて捜す術のない地域の様です。改めて合掌･･･

先生の暮らしていた家を見てから山荘に向かいました。

十日町方面からの巻機山。初めて見ましたバッチリ見えます！

いつも通りの山荘内部

去年行ったＲ先生を偲ぶ会でのオカヤマ先生直筆の英語の日付が図らずも遺品となりました。

ともあれ、今年も小屋仕舞い完了！

今年の雪はどうでしょう？来年２月の雪割に参加するだけの体力や気力が自分にあるや否や･･･の心境です。

小屋仕舞い2019

今年も早、小屋仕舞いの季節となり

９月に行った【先生と語ろう会】の慰労会も兼ねて

参加者８名が集まりました。

毎年のことながら

晩秋の小屋仕舞いは寂しいものです

今年も慣れた手つきで１６回目の冬囲い作業が終了しました

正面玄関OK!

西口玄関もOK!　左ミズノ副会長　右新婚ホヤホヤのノミズ会長

昨晩、ヘビの抜け殻を見なくなった話題で盛り上がりました

毎年５月のGW頃には、山荘周辺に脱皮したヘビの抜け殻をたくさん見かけたものですが

この１０年来とんと見なくなりました。

「ヘビが大嫌いなホリがタバコの吸い殻を煮出した液を大量に撒いてヘビを追い出したんだそうですよ」

「そういえば旧山荘には白いヘビがいて守り神だったって聞いた」

「この前、山荘にネズミがでた」

「食料の残置は禁止だから、天敵のヘビがいなくなってもネズミの被害は今のところない」等々

「ところで先輩、うちの息子から横取りしたヘビの抜け殻、まだ持ってますか？」

「なんだよ横取りなんて人聞きの悪いこと言うない！」

「だって先輩が横取りしたじゃないですか！」

「ボク、いい子だね、１００円やるからおじさんにそれちょうだい」って

息子から巻きあげたんじゃないですか！

２０年も昔のこと、ネチネチとよく覚えているもんです

（だからおんなはこわい）

巻きあげたという【ヘビの抜け殻】ってひょとしてこれのこと？

全長1.5ｍはあろうかという見事な抜け殻です。

【ヘビの抜け殻】は金運の最高の縁起物だとか

20年経った今も水晶体のレンズは輝いています

でも、入手経路が不純なせいかお金は残念ながら貯まりません・・・

 

先生と語ろう会

去年亡くなられた恩師を偲ぶ会を9月に行いました。

シミズ氏の提案「偲ぶ会じゃ湿っぽいから【浜やんの特別授業（先生と語ろう会】

にしましょう」遺影を飾る祭壇も教壇と銘打ち、前々日から泊まり込んで準備してくれたミズノ氏達の頑張りで準備万端整いました。

出席者は先生の奥様をはじめＯＢ・ＯＧ旧顧問先生含めて３０名弱

前日の雨から奇跡的に土・日曜と晴れてくれて先生の功徳を感じました。

わざわざお越しいただいた先生の奥様にも喜んでいただけたようで

楽しくて気持ちの良い会でした。

会の準備に奔走してくれた後輩たちに感謝です

酒と花に囲まれた教壇での先生の笑顔も、今日はすこぶる輝いて見えます。

 

雪割り2019

慣例の雪割り記録です

今回もＡ氏の車に便乗

山荘まで小一時間の道のりが年々きつく感じられます。

（９月で還ちゃんだもんな～）

途中、３度目の休憩を取りながら呟きました

今年も小雪、雪割りの要なし！

冬囲い用の金具にペンキを塗りました

キツツキ（漢字で啄木鳥と書くそう・・・知らなかった）が板塀に穴を穿ってくれました。

次回雪のない時期に補修しましょう

ストーブを囲んでカップラーメンと缶ビールのささやかな昼食の後、撤収開始

あと何年、何回、雪割りに来れるかしら？

　　　　　　軟雪に足を取られて悪戦苦闘しながら思いました。

山荘のキジ

（ビロウな話で恐縮ですが･･･これも山荘の歴史の一コマと考え、あえて投稿します）

竣工から丸１５年経過した山荘の便槽（以下キジと標記）の汲み取りをしました。

これがキジ槽です

業者の方はイケメンで爽やかな青年でした

キジ槽の内部（グロなんで彩色しました）

コンクリートの型枠用のベニヤ板や材木が漂っています。

頑張ってバキュームして貰いましたが、ベニヤや材木が邪魔をして

隅々まできれいに吸い取れません。

異物の除去はやってないと業者さんは言います。

工事が遅れてコンクリが乾く前に引渡し日を迎え

型枠を外す時間がなかったのが原因と思われます。

対応を相談しました。

「１５年もかかって満タンなら、次回はまた１５年後

その時生きてるかどうか判らんし、いっそ見なかった事にしようや」

「いや、この先、何回山荘でキジ撃つかわからんけど、

そのたびにあの材木が頭に浮かぶようじゃ、おちおちキジも撃てねえ」

「キジ槽の入口から手を伸ばしても届かんし、中に入らんば駄目」

相談がまとまる迄トイレは使えず、そろそろ催してきた頃

「見て、知ってしまった以上　撤去しよう！」

大勢は撤去の方に傾きました。

問題は誰が中に入って材木を拾い上げるか・・・です。

今回の参加者で最年少の私がしぶしぶ手をあげました。

（最年少たって、来年、俺、カンレキ･･･）

情けなくて泣き言や愚痴の一つも言いたくなります。

内部はなぜか臭いませんが極力息を詰めます

長靴に穴が空いていないことを祈ります。

１５年間キジの中で漂い続けた材木はブヨブヨとして重く

持ち上げるのに苦労しました。

２０分程で除去作業終了

早速、キジ木を燃やしにかかります。

たっぷりとキジを吸ったキジ木はなかなか燃えません

暖房用の貴重な灯油をぶっ掛けます

豪勢な火炎を眺めながら思いました。

１５年の歳月が炎となって消えて行く･･･

この１５年が短いと感じるのなら･･･

次の１５年だって、わけなく過ぎ去って行くんでしょう･･･

１５年後の俺･･･いるかしら？１５年後の山荘･･･あるかしら？

山荘トイレの汲み取りから転じて【来し方行く末】を想い

人の世の儚さ、諸行無常の理を感じた秋の山荘の一日でした。

通夜式

H30年7月7日（土）仏滅（小暑）

故　Ｒ先生の通夜式に参列

山岳部ＯＢ・ＯＧを交えて山関係者２０名位

総勢１００名超えの盛大なお通夜でした
先生は平成２３年初夏に病を得、同年７月に胃全摘の手術をされました

以来、治療に努められてようやく病と縁が切れるとされる５年が経過後も

体調の波が激しく、山荘でお会いすることはできませんでした

絵筆の立つ先生が毎年くださる賀状が楽しみでした

リタイア後は奥様と国内のみならずヨーロッパアルプスにも足を運ばれたそうです

読経後に先生の遺影を囲み部歌を斉唱
東京から参じたタケマサの化粧が涙で溶けてまだらのパンダ状態
イカラシさんも目が真っ赤
シミズ君のバリトンが朗々と響きます
誰かが嗚咽を漏らすと同時に
私も涙が溢れ出ました

叶うものならもう一度お会いしたかった・・・

雪割り2018

平成30年3月11日（日）新潟日報朝刊

震災から丸7年目の追悼記事がトップと思いきや・・・
去年から延々と続く森友ナンタラが第１面
国会内の食堂の蕎麦は旨いと評判だそうですが、安倍首相はモリ（森友）もカケ（加計）も決して注文しないとか・・・
そんな小噺はともかく
今年も山荘の雪割りに行きました

乗り慣れたＭくんの愛車で山荘に向かいます

上田屋さん前、雪は思った以上に随分と少なめです

一ツ橋大学ＷＶの威守松小屋
現役の学生さん2名が、山スキーに来ていました

あらら～拍子抜けするくらいの雪の量です
今年は平場に積もる里雪だったようです

この時期15年来山荘に通ってますが、こんな小雪な年も珍しい、しかも快晴！

山荘の中より外の日差しの方が温かくて、山荘周辺を方々歩きまわります

イケメンのＵ君、4月からの転勤確定、どこへ飛ばされるか、首を洗って待っているそうです

副会長のＭ君、双子のハヤテ、カケルが今春別々の高校に進学決定、生まれて初めて二人袂を分かつんだそうです

若き会長のＮ君、山荘の事、今後ともよろしく。

1月中旬の大雪以降、ちょっとした不幸が起きてブルーな日々が続きましたが

いつもの巻機の雪景色を堪能したらちょっと元気が出てきました

小屋仕舞い2017

今年の小屋仕舞いにオカマヤ先生が参加してくださいました。

取り壊す直前の旧山荘でお会いして以来ですから･･･なんと１５年ぶりの再会です。

「いや～ナカマヤ君、しばらく見ない間に君も立派になったね～」

は～い、もはや立派な高年親父になりました。

「ボクもいつの間にか８０歳のおじいちゃんになっちゃたよ」

日頃の節制と鍛錬の賜物でしょうか、６０歳代前半位にしか見えない先生です！

先生は大学駅伝の名門、青学大卒のスマートな英語の先生でした。

スキーはプロ級、スキー部の顧問をされていました。

山岳部の春山合宿にもスキー講師として度々参加されていました。

体育祭での生徒と教諭の４００ｍリレー競争で先生に追い抜かれた時の話をしました(先生、当時40歳、私、中学時代、陸上短距離で県大会出場経験あり）

「あの頃は、君たち生徒に負けたくない一心で一所懸命体を鍛えてたからね～」（長い脚を生かした見事なストライド走法でした）

終業式か何かの余興だったと思いますが、先生は岡林信康さんの【友よ】を唄いました。

当時、すでに学生運動は終焉していましたが、世間の大人達からは左寄りと目され、うさん臭く見られていた岡林さんの歌を校長や居並ぶ来賓達の前で堂々と唄いあげ、我々生徒達からは拍手喝采だったことを今も憶えています。

先生は教師を定年退職後、中国に渡り日本語の教師として長期滞在の後、雪深い松之山に移り住んでもう１５年以上経つそうです。

「春は山菜、秋にはキノコ。どの場所に何が生えるか全部頭にインプットされてるよ」「大きい舞茸の群生を見つけた時は本当に舞いあがる程嬉しいもんだよ」

スキー場は家から目と鼻の先にあり、シーズンパスを毎年買って、縦横無尽に滑っているそうです。

雪下ろしが大変でしょう？

「急勾配の屋根で雪は自然落下、落ちた雪は市のブルドーザーが運んでくれるんでそんなに苦労はないんだよね～」毎日通う松之山温泉の名湯に磨かれた先生のお肌はツルツルです（なんだか私も松之山に住みたくなりました）

先生お手製の梅干しを入れた焼酎のお湯割りを飲みながら、話は尽きません。

「先生、ぼくね、写真日記みたいなの時々投稿して遊んでんすけど今度先生の事、載せてもいいっすか～？」（喋りが高校生になってます）

「うん、いいよやれやれ！」

お許しを頂きました。

では、先生のファンだった昔の女子高生の皆様

お待たせいたしました

オカマヤ先生の近影・・・です

翌日、参加者全員（１０名）が輪になり肩を組んで、先生の音頭（アイン・ツヴァイ・ドライ）により【ベルクハイル】を合唱して今年の小屋仕舞いは終了しました。

家に帰ってから何気なく先生の名前をググったら過去の地方紙に先生が載ってました。

オカヤマ先生･･･山での遭難事故により去年（令和元年の暮）にお亡くなりになりました

ご遺体も令和２年９月１３日現在　未だ帰ってこない状況です　本当に言葉が出ません

享年８３歳　瞑目　合掌

総会記録2017

今年も８月の最終土日、巻機の会総会に参加しました




















今回はウメちゃんの高級車に便乗、
しかし子育ても一段落したのに、なんで皆な７～８人乗りのワゴンタイプの車に乗り続けるんだろう？
日頃の素朴な疑問をぶつけてみると
「ハイブリッド車は１回給油すれば８００Kmは楽に走るし（㍑１６Ｋｍ！）
文字どおりランニングコストは安くすむし
奥さんと買物や遠出するとき楽だから」

なるほど、皆さんラブラブな訳ね・・・納得！

雨の予報と裏腹に良い天気です
買い出しをしてから山荘の借地料、水源使用料を支払い昼過ぎ山荘着






















お祭り男のH君が本格的なビールサーバーを借りてきてくれました
「旨い！」

日はまだ高いし、昼間から飲んでると夜飲めなくなるんで、A君の渓流釣りにお供しました

わたしも竿を借りて、初めてルアー釣りにチャレンジしましたが
根掛かりを外そうと渓流に足を踏みいれた途端、コケに滑り見事に転倒、２ｍ程流されました・・・

アッチャー
大事なデジカメが逝かれてしまいました

でもまあ、今年１３年振りにＴ君に会えたし

彼、北本市に１０年前に一戸建ての家を新築、すでに完済したんだそうです・・・凄い！！

会計報告もＮさんのやり繰りのお陰か、黒字だったんで満足です！

小屋開き2017

恒例のGW中の小屋開きです

今回は会の副会長、A君の車に便乗

越後三山（越後駒ヶ岳・中ノ岳・八海山）が見えます。今年は桜は見れるでしょうか？

やった～！バッチリ見頃、満開でした

この２年ほど同じ時期に来ても散り果てで、がっかり続きだっただけに感慨ひとしおです

散る桜 残る桜も 散る桜 （良寛和尚）の句が浮かびました。さて、一休みしてから作業です

取水口の木端を除き、外れた連結管を繋いで水を出します

冬囲いの板外し、網戸の取り付け、きつつきの穿った板塀の補修、フローリングのワックスかけ、薪ストーブの煙突煤払い等々、仕事は山ほど有りますが、みんな慣れた手つきで易々とこなします。

風のない中Ｓ君が着火剤も使わずに見事薪ストーブの火を起こしました

夜、もちよりの酒とお菜で乾杯、Ａ君たちの１つ後輩が旦那さんと大学生の息子さんとともに泊まってくれました

翌朝もよい天気

双子の姉妹アユちゃんアミちゃんがお父さんとバトミントンで遊びます、来年はもう中学生。中学に入学するとピタリと山荘に来なくなるという妙なジンクスがあります

「来年もパパとここの桜見に来ようね?」

「わかんな～い！」アユ・アミちゃんどちらかが言いました

巻機山、清水の一本桜　来年も見れると良いのですが

雪割り2017

今年も山荘の雪割りに出かけました

今回はウメちゃんの車で行きます、後部座席用のＴＶ画面がある高級車です
山荘まで１時間半、話の種は森友に豊洲にトランプ
でも、一番盛り上がったのは定年後の身の振り方と年金について
・・・もはやそうゆうお年頃となりました

スキー登山者のトレースを辿り山荘をめざします

某大学ワンゲル部の山荘です山スキーに何名か見えています
去年電気を引いたんだそうです
なんとまあリッチ！

小一時間ほどで山荘着
今年も雪は少なめです

手慣れた手つきで一時間もせずに雪割り終了

圧雪で剥がれた壁面にキシラデコールを塗ります

「水分さえ入らなければ木って未来永劫持つもん」
だそうです（Ｍ君談）

キツツキがまた壁面を穿って大きな穴を作ってくれました
次回、キツツキ除けの薬剤を探してくることにします

男野郎ばかりで缶ビールとカップめんのささやかな昼食

この石油ストーブ
誰の寄付だろう　すごく暖かい

今年も雪割り終了
どさん娘でラーメン食べて
温泉漬かって帰りましょう

総会記録2016

今年も巻機の会総会の時期がきました

Ｈ君の高級車に便乗して山荘に向かいます

途中のコンビニでアルコールを仕入れ一杯やりながらの大名旅行です

会計担当がＨ君からＮさんに代わり、財政状態も安定。

会長のＫ君の仕切りも立派でした。

総会後は男には到底真似のできない女性陣の美味しい料理

をいただきました。

山荘に置いてある昔の写真を撮影・・・
旧山荘での食事風景　15年以上も昔　君らは皆、幼く可愛かった・・・

 人物写真は後で見ると悲しくなることが多いんで撮らない見ない主義なんですが・・・

今回は、13年前の今頃行われた山荘竣工式の写真に見入ってしまいました。

 

小屋開き2016

今年4月29日の清水の一本桜は・・・

案の定、散り果てていました。温暖化のせいでしょ
うか年々開花の時期が早くなるような気がします。

冷たい雨まで降ってきました

夕食前のアペリチｨフ？持ち寄りの酒がザックから続々と登場します。普段高くて
手の出ない高級酒や初めてみる焼酎や吟醸酒、気分はもはや【Bar 巻機】です

夕餉のメインデッシュ【猪肉】です

罠で捕った宮崎県の野生の猪だそうです（提供：センセイ）

すき焼きにします。良いダシが出て、噛みしめると
肉本来のほのかな甘みが口中に広がり最高です

第２ラウンドは焼き肉で、臭みもなく旨い

この焼酎との相性が抜群でした

翌朝、尿意と寒さで早く目が覚め、一人散策に出かけます。山頂
はうっすらと雪化粧、寒いわけです。北海道は所により吹雪とか

カタクリが咲いています

名前は知りませんが面白い花です

盛りはすぎましたがコブシの花がきれいです

蕗は早くも大きくなってますが細かく刻んで味噌と一緒に炒め
て、タラの芽も大分開いてますが、天婦羅でまだまだいけます

日中、ご近所のヒュッテ・アルビレオの方が3人遊びに来てくれました

なんと、アルペンホルン持参です

山荘のテラスで演奏していただきました。聞けば、このホルン旦那さんの手作りだそうで、趣味が昂じて毎年夫婦して本場スイスまで吹きに行かれるそうです。

天候は今一つでしたが、今年も楽しく小屋開きができました。皆様ありがとうございました！

雪割り？2016

今年は例年にない少雪で、毎年恒例の雪割り
はお流れかなと思っていましたが・・・
A君の音頭取りで 、とりあえず山荘に逢いに行くことに

 

 

 

 

 

 

 

 

A君の愛車、ホンダのステップワゴン8人乗りに便乗して

 

 

 

 

 

 

今回は７名が参加

 

 

 

 

 

 

 

 

山荘に向けて歩きだします

山荘の水源となる湯呑沢がもうすでに姿を現して、滔々と流れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

予想以上の少雪です。

毎年楽しみにしている一本桜の開花もこの様子ではGW前には散り果てているかも・・・

拍子抜けする位の雪の量です。

山荘内は異変なく

 

 

 

 

 

 

 

お昼にはN先輩お手製のカレーうどんをご馳走になり

 

 

 

 

 

 

 

 

香風館の達磨の六角凧にご挨拶して帰路につきました

山荘の西口玄関

６月にみんなで苦労して石を積んだ
西側のスロープ玄関のコンクリート打ちが完成しました

さすがＡ君
石ががっちりとセメントで固定され、強固な石垣となり
プロの仕事を見せつけてくれます

これなら酒飲んで酩酊状態でも安心して出入りできます

しかし、こんな重くて大きな石をよく積み上げたものです・・・

小さな額紫陽花がテラスの片隅に咲いています
たしか、額アジサイは日本が原産で、これに品種改良を加えた
様々な品種が世界中で開発されたと誰かから教わりました。

明日草刈をして帰ります。

石積み

テラス側の入り口の階段が不安定で危険なため
先週、石積みの作業を行いました。

作業主任はＡ君、相変わらず手際よく黙々と作業を続けます

１００ｍほど離れた河原から石を運びます

暑い日で熱中症に注意が必要です

大きなシートを日除けに使います

どんどん積み上げていきます

この木枠辺りまで石を積み上げるそうです、気が遠くなりそう・・・

二日目、あいにくの雨でしたが涼しいのが何よりです

河原から一輪車での往復ではラチがあかず、車の荷台に石を積込んで運びます

だいぶ、積みあがりました

今回の作業は終了。次回、Ａ君がモルタルで石を固定し、
コンクリートを被せて素敵なスロープ階段を作ってくれます 

 

雪割り2015

今年の冬は典型的な山雪型で
山荘付近は５ｍ以上も積雪があり
「小屋がつぶれる」「雪割り作業は大人５～６人で２日はかかる」
と上田屋さんが脅かします
予定を繰り上げて先週雪割りに出かけました

魚沼市に入ると雪の量が段違いです

山荘までの林道　所によっては電線の下を屈んでくぐります
 
スキー登山者のトレースをたどるとラッセルの必要も
なく割と楽でした

隣組のアルビレオさんの山荘

小一時間ほどで我らの山荘が見えてきました

見事に山荘が埋まっています

ウメちゃん赤いウェアが決まっています

男女2組の双子のオーナーＡ君
作業に無駄がありません

３時間ほどで雪割り終了

氷化して固かったですがチェーンソーまでは
いりませんでした

去年の秋にあげておいたキシラデコール
を外壁に塗布します

伸びたドングリの木の枝を伐採

大人４人と子供３人よく働きました

山荘内部も異常なし　
去年１１月のままのカレンダーを回収

アユちゃん？アミちゃん？いい子だね～
お湯を沸かして熱いカップラーメンとおにぎり
食べて帰ろうね！

小屋仕舞い2014

今年も早、小屋仕舞い（冬囲い）の季節が来ました。
下り坂の空もようのなか高速を飛ばして山荘に向かいます

十日町付近(駒ケ岳と中岳、八海山のシルエットがきれいです）

先週、A君達が冬囲い用板に【キシラデコール】を塗布しました。
国の重要文化財に使われるほど優れものの木部保護塗料だそうです。
来年3月の残雪期には外壁を塗る計画だそうです。
同じ日、Ａ君は小学6年生の双子の息子達を従えてヌクビ沢を攀ったそうです。

 
同じくＦ君も米子沢を完登したそうです！ 

【友がみなわれよりえらく見ゆる日よ・・・】（石川啄木）・・・の心境です

山荘の近くの橋に大人の腕一抱えもありそうなスズメバチの巣を発見！

登山者の安全確保のため？
鉄氏が果敢に巣を撤去しました

巣は沢に落ち、怒り狂ったハチたちは四方八方に犯人
を捜して飛び回ります

私は何年か前、山荘内でスズメバチに刺された事があり、
今度刺されたら「命の保証はない」そうで
遠巻きに眺めるのみです 

田上町のおしどり夫婦マー君とみっちゃんも交えて
夜は賑やかな宴となり

恋愛論から結婚論、夫婦論から果ては終末の看取り論まで話題は及び
延々とお話は続き、シュラフに包まったのはＡＭ3時を回っていました

翌朝　昨夜の豪雨も一息ついて

天狗岩が小粋に雲のストールを巻いています

 

来年3月の外壁塗装　参加できるかな～？

岩魚の骨酒

そうそう・・・
これも忘れないうちに記事にしないと















Ａ君が登川の支流で釣り上げた岩魚です

当然丸ごと焼いて

清酒吉野川を直燗で熱くして・・・

岩魚の骨酒と洒落こみました
（醤油をちょっと垂らすのがコツ）

山賊の廻し飲みで・・・
お互いの健康と友情と結束を誓い合い？
杯は２周３周と巡ります

美味いったらない！






























でかいカタツムリがいました

小屋開き 2014

今年も清水の里に遅い春がやって来ました

 雪の量は例年の半分といった所でしょうか

 香風館の達磨さんも相変わらず恐い顔で迎えてくれました

 今年の一本桜は・・・

 少雪だったせいか花びらの色がイマイチです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 去年の記録を見ると同じ５月４日で　↓

http://blog.so-net.ne.jp/taku1toshi/2013-05-18

 

でも、綺麗です

 薪ストーブも機嫌よく燃えてくれています

 おお！Ｍ君が見事に水を出しました。２枡から５ｍ先の
　連結管がちぎれて、応急処置で配管を繋いだそうです。

アンタは偉い一番風呂をどうぞ！

翌朝６時、有志が尾根登りに向かいます

オレも行きたいけど、骨盤の蝶つがいが外れたみたい
に腰が定まらないし、ジクジク痛むんで今年も断念。

 そう、焦ることなんかない。治ったら　

ゆっくり　ゆっくり　と　登ればいいんだ

 

イチゴ PAPAの会

先週の土曜日に「センセイ」
http://blog.so-net.ne.jp/taku1toshi/2013-05-08

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のお誘いで「イチゴ PAPAの会」の忘年会に参加させてもらいました。
和気あいあいとした楽しい飲み会でした

 

 

 

 

 

 

 

しかし「イチゴ PAPAの会」とはまた変わった会の名前です。
「センセイ」に名前の由来を聞いても「イヤイヤ  まぁまぁ」で教えてくれません。

アルコールも回り、口も滑らかになった頃合に

 

 

 

 

 

 

 

 
物腰の柔らかなシャチョウさん（社長？）に尋ねると・・・

 

 

 

 

 

 

 

センセイが小学校１年５組の担任だった時の生徒の父親との私的な親睦会

「１年５組のパパの会」→「イチゴ PAPAの会」なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

世代が同じ者どうし、バイクツーリングやスキー、
登山に絵画（先生は美術が専門）それに飲み会等々

趣味や遊びを通じての交流が３０年以上も続いている伝統ある会。なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 
会の中心人物はもちろん「センセイ」で、センセイの影響でバイクや登山を始めた人もいるそうです。

いや～センセイが「先生」なのは知っていましたが、生徒や父兄に好かれる良い先生だったんですね

 

 

 

 

 

 

 

しかし、だいぶ型破りな「熱中時代の水谷豊」みたいな（古いか？）
熱血先生だった様です。

 

 

 

 

 

 

 

仕上げに地元で有名なJAZZ喫茶でコーヒーをいただき

 

 

 

 

 

 

 

凄いスピーカーから流れるエラ フィッツジェラルドのアルバムを聴いて・・・
では、皆様ごきげんよう、来年もよろしくおねがいします！
で帰りたかったんですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長と部長と私（係長）の３人でスナックに捕まり
午前様直前の楽しいお酒を飲みました

 

 

 

 

タグ：親睦会

小屋仕舞い2013

今年も小屋仕舞いの季節となりました

鉄氏の車に便乗して山荘に向います

 

 

 

 

 

 

 

もう、何十回も見慣れた巻機山天狗岩ですが、見飽きることはありません

 

 

 

 

 

 

 

 安物のカメラのせいか霞んで良い色が出ませんが、なかなか良い紅葉でした

 

 

 

 

 

 

 

 山荘に掛けてあるパネルを撮影  

 

 

 

 

 

 

 

この辺では今頃珍しい黄色い花です 

 

 

 

 

 

 

 

桜坂の駐車場近くにある、非業の死を遂げた５人の猟師のお墓 

(http://blog.so-net.ne.jp/taku1toshi/2011-12-31)

 

 

 

 

 

 

 

角田浜の民宿「香風館」がついに店を畳んだそうで、店に飾って
あった六角凧が山荘に寄贈されました。

    

「香風館」のご主人が描いた迫力ある達磨です。

昼間から飲んでると「喝」をいれられそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄氏とセンセイの一局がはじまりました

冬囲いも難なく終了。

（なぜか一枚の画像に2枚分写ってしまうように

 なりました）

この３日間を振り返れば

参加者７名中、5名が巻機山登頂を果たし

冬囲いと小屋の掃除も無事に終わり

六日町の「どさん娘」でネギ味噌ラーメンと餃子を食べてから

F君と鉄氏とはそこでさよなら。

帰りはセンセイの車に乗せてもらい（事故渋滞で7時間かかりましたが）

ドアtoドアの贅沢な小屋仕舞いをさせていただきました。

来年の事を言うと「達磨」さんに笑われそうだけど

どうか皆様お元気で、また来年山荘でお会いしましょう・・・ね！

タグ：香風館　六角凧

あ、嬉しい！

われらの清水山荘に、好意的なブログ発見！

群馬の山好きの方々みたいです。

釣ったんでしょうか？大漁の鮎の塩焼き

米子沢付近の小屋なら年中水は出てるんでしょうね～。

こちらは飲用沢が水害のせいで涸れて、水には苦労してます。

今度「八海山」ぶら下げて

表敬訪問しましょうかね～（鮎の季節にでも）

今年の桜

今年（５月４日）も巻機の一本桜が満開です。

 あと何年、もう何回、この桜を拝むことができるか・・・

そんな、年寄りじみた事、思うのは、今日が初めてです。

　体の続く限り、この桜を見に来てやろう！ちなみに桜花って

最後の蕾が開花してから順番に散り始めるんだそうです。

登りに行ったＦ達５人はそろそろ山頂に着いた頃でしょうか。

 肌寒い、小屋開きの日の清水山荘です。

一陽来復

本日　R先生から　寒中見舞いの年賀？　がとどきました！

（画像をクリックすると大きくなります）

どうか　今年、１０周年の秋の山荘　でお会いできますように！！

一陽来復（いちよう・らいふく） 意味
冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。▽もと易えきの語。陰暦十月は坤こんの卦かにあたり、十一月は復の卦にあたり、陰ばかりの中に陽が戻って来たことになる。「復」は陰暦十一月、また、冬至のこと。

 

タグ：一陽来復　陰暦