消雪パイプ管理 [雑事]
立冬も過ぎた11月のある日、ご近所のサカハラさんが見事な白菜抱えてわが家にやって来ました。
開口一番「これいかったら喰てくんなせ 急に寒ーびなったね 今日は頼みがあって来たんだて オレも来年ハッチューんなっし へぇいい歳らすけ消雪パイプの仕事辞めてんだて 替わりにおめさんやってもろわんねろか?」(ママ)「これ(白菜)良かったら食べて下さい。急に寒くなりましたね。今日は頼み事があって来ました。私も来年80歳になるしもう高齢だから、今冬から消雪パイプの仕事を替わってもらえないか?」
聞けばサカハラさん、現役の会社員時代から現在まで30年間、消雪パイプ管理をされているそうです。
仕事の内容を聞くと・・・
1、初雪が降る前に消雪パイプの試運転と噴出孔の掃除、それと水量の調整。
2、時々見廻って配管の破れ等見つけたら区長さんに連絡。
3、センサーが雪を自動感知して地下水を出すが、雪が降りはじめても出水しないことがあり、その時は手動スイッチを押して水を出す。
担当する地域をマーカーで示した地図を貰いました。
総延長3Km位でしょうか?
出水の悪い噴出孔にピアノ線を突っ込んで掃除、マイナスドライバーで水の量を調整。
それを2班それぞれ5人の役員で分担しての作業だそうです。
大した手間でもなさそうです・・・
報酬は年間一万円だそうです。(長年5千円だったのが何年か前に上がったそう)どうしようか迷いましたが、度々野菜をくれるサカハラさんの頼みだし、引き受けることにしました。
翌日、サカハラさんが管理のための道具を持ってきました。
消雪ポンプ制御盤の鍵、孔を穿るピアノ線、水量調整用のマイナスドライバーです。
日曜の朝8時、集会場に区長さん他役員が11名程集まって分担等の打ち合わせの後作業開始
鍵を開けて手動スイッチをONに入れます
目詰まりしている孔にピアノ線を突っ込み水の通りを良くします。
それからドライバーを使って水量を調整しますが、硬くて回らないバルブが多くて大変です。
でも、ご町内の皆様を雪から護っているのは、この俺だ!!の誇りと使命感を胸に体の続く限り頑張ります!
なんてね・・・
作業中目にしたマンホールの蓋
仲々洒落たデザインです。
なんでもご縁です。
ボランティア精神は大事です。
by 夏炉冬扇 (2021-11-21 20:25)
はぁ~
でも、今度は違う人から「神社の祭りの役員をやって貰いたい」
って言われて困ってます。
by taku1_lily (2021-11-22 07:08)
マンホール、ツバメに菊でやすね!
仰るとおり、洒落たデザインだなあと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-11-24 10:31)
何ですか・・・
市の鳥がツバメで市の花が菊なんだそうです。
by taku1_lily (2021-11-24 20:08)