山荘の水 [引継ぎ]
大分前に 記事にしましたが
基本的に出し方は変わりません
が・・・
3年前の新潟・福島豪雨で飲用沢の湧水の経路が岩で塞がれ経路が変わった様で
一番水の恋しい夏場に沢の水が涸れることがあります
先週 山荘に行った時は簡単に出ましたが
翌朝は沢の水量が減って水は止まりました
お隣の(隣たって3~400mは離れてますが)東大WVさんの
巻機山荘も同じ飲用沢から取水しており
少ない水の確保に苦労しています。
東大さんの取水口はセメントで堰を作り、少ない水量でも対応できる立派な仕組み
となっています
東大さんの取水口
今後の渇水対策の相談やご挨拶も兼ねて東大さんの山荘にお邪魔しました。
30分ほどの相談の結果、東大さんの桝から溢れ出た水を、フレキシブル管
で我が方の管に繋ぐ事を了承してもらいました。
横のエンビ管がうちの取水口 A君の股の下にあるのがフレキシブル管
これを東大さんの管とうちの管に連結します
まぁ・・・早い話が「貰い水」ですが
葉っぱや砂の混入の少ない「綺麗な上澄水」を
常時頂戴できるわけです。
(さすが天下の東大さん!紳士的で太っ腹な〇〇さんに感謝です)
今回は雨後で水量が多く、配管の繋ぎ込みは出来ませんでしたが
次回(8月?)に実施したいとA君が意気込んでいました
ちなみに、今年(H26年)秋口には 桜坂の米子沢に架かる橋が老朽化
のため架替えられるそうです。ついでに施工業者(地元の種村建設?)に米子沢からの
配管敷設を考えたらどうか?と上田屋さんから言われました。
先立つものの問題もありますが、見積だけでも 貰いますか?
以上
引き継ぎ事項 申し送り候也
山荘のワックスかけ [引継ぎ]
山荘の鐘 [引継ぎ]
私 来荘時3発 離荘時4発 この鐘を撞きます
鐘も時々撞いてやらないと段々と鳴音が悪くなるそうです
鐘の音を聞いて隣組の「アルビの会」の山荘の方々が
「あ、東高来たな・・・」で度々遊びに来てくれます
11年前 古い山荘の解体時 山荘の備品をビニールシートに包んで外に保管していたことがありましたが
この鐘と銅板の表札が行方不明になって大慌てしたことがありましたっけ・・・
工務店さんが盗難と雨風を心配して自宅に保管してくれていたのが真相でしたが
残念なことに銅板の表札は現在も行方不明のままです。
やはり 東高でしょうか?
申し訳ない
最近 悲観的な考えが頭に浮かんでは消えます
引き継ぎ事項 申し送り候也
山荘の本 [引継ぎ]
旧顧問 故 Y先生寄贈の文庫です
先生は外語大時代「山のパンセ」の串田孫一教授に師事し
山の薫陶を受けたと聞きます
共働き(奥様は医師)でリッチだった先生は丸善から貴重な本を取り寄せる程の本好きで
山関係の蔵書の一部が 山荘の竣工時にご遺族より寄贈されました
個人的には
夏冬の温度差50℃以上 閉きって風の通らない山荘に貴重な本を置くのはどうかなと思っています。
時々しか虫干しないんで だいぶ 痛んできました。
ご近所アルビレオの山荘の方々は 毎年秋の乾燥した時期に本の虫干しを行っていて 貴重な本を守っているそうです
あと何十年か後、虫干しもせずに赤茶けてボロボロになった本を
「こんな汚ねえ本処分しようぜ!」で
何にも知らない若造(失礼)に焚書されるのを想像すると・・・ツライ
地元の図書館に寄贈して本のプロに大事に管理してもらった方が本も幸せかも・・・
私見 ですけど そう思います
以上引継ぎ事項 申し送り候也
山荘の屋根 [引継ぎ]
屋根は11年経った今もあまり劣化を感じません
今のところ雨漏りもありませんが 今後10年先の事を考えると(あんまり考えたくないけど・・・)
そろそろ塗料の塗り替えの時期だと思います
そういえば 何年か前 ある先輩 が・・・
【ねぇ 〇〇君 昔の山荘の屋根の色は赤だったよね 山岳部のユニホームも赤いストッキングだったし・・・東高のトレードマークは赤だったわ ペンキ塗り替えるときは 絶対に赤にしようね!山荘は私たちの青春の玉手箱だもん、屋根は絶対に赤じゃなきゃダメなのよ・・・ねぇ あなた 聞いてんの?酒ばっかし飲んでないで 人の話 真面目に聞きなさいよ!】
そう言ってた事を思い出します。
実施の際は ペンキ?の色ご一考ください。
以上 引継ぎ事項 申し送り候也
山荘の自家発電機 [引継ぎ]
山荘での使用には賛否両論ある自家発電機ですが・・・
使ってみると大変便利です
3㍑満タンで約10時間 照明もラジオもCDもたまにカラオケも・・・
これ1台で充分電力を賄えます
世界の【HONDA】の定評ある4サイクルエンジンですから
めったな事では故障しません。
雨風の当たらない調理場横の倉庫内で回し、大事に使いましょう
使用頻度にもよりますが エンジンの調子が悪いと感じたら
年に1~2度はオイル交換をしましょう 。
(倉庫のロッカーに2㍑缶の新品があります)
発電機の燃料(ガソリン)は満タンにしてから倉庫に片づけましょう
なお、この発電機は ある会員からお借りしているものですが
「山荘に寄贈します」・・・とは
まだ明言されていません(残念ながら)
「震災の備えに そろそろ 引き揚げようかな~」
とおっしゃっています
まあそう言わずで 僕ぁ接待に務めたんで・・・
多分 寄贈してくれると思います
以上 引き継ぎ事項 申し送り候
山荘のトイレ [引継ぎ]
私の好きな?【キジ】の話です
キジ撃ち猟師は屈んで藪に潜み、飛び立つキジを撃ちます
その姿勢から 山で用をたすことを 「キジを撃つ」と言います
山ヤさん達の隠語(スラング)?として 現在に至ります。
オオキジ→大便 コキジ→小便 カラキジ→屁 ナマキジ→反吐 キジ紙→便所紙 等々
キジは何にも悪い事してないのに、気の毒なくらい「出物」に名前を使われています
登山中
ちょっとキジ撃ってきます
「またかよ 大キジか?小キジか?」
すんません大キジです
「バカ野郎 早く行って来い」
てな感じで使います
女性登山者はもうちょっと品がよろしくて
「お花を摘みにいく」とか言うそうです
あの・・・わたくし お花を摘んできたいんですの・・・
「またですの あなた今朝から4度目じゃありません?
今度はすみれですの?ボタンですの?」
あの・・・わたくし両方したい・・・じゃなくて摘みたいんですの・・・
「もう!早く行って摘んでらして」
なんと お上品なこと
山荘の水洗トイレは 水の出ない時は本当に困ります
そんなときは 汲み置きの水をバケツに半分位取り 便器の底のキジめがけて
一気に水を投入します
「カッポン」
と音がしたらキジは無事に便槽に流れ込みました
震災時、断水した地域はこの方法でなんとか衛生を保ったんだそうです
山荘のトイレは沢の水を使うためストレーナーに葉っぱが詰まります
時々ストレーナーのネジを外して溜まったゴミを掃除しましょう
ちなみに、野外で大キジを撃つ時は必ず穴を掘り 撃った後は土を掛け戻すこと
キジ紙は自然に還るのに時間がかかるため燃やすかビニール袋
に入れて持ち帰るのが 正しい野糞・・・失礼 キジ撃ちの作法だそうです。
以上
引き継ぎ事項 申し送り候