ハスラー [DVD]
1961年公開 ポール・ニューマン主演のビリヤード(ナインボール)の伝説的ばくち打ち(ハスラー)達の物語。
20年ほど前に、テレビの映画劇場で見て以来の再会です。
あたりまえの話ですが、若い頃に見た映画を年月を経て改めて見直すと、当時と大分、印象の違う映画となるようです。
なにしろかっこよかったポール・ニューマンが今回は非礼で無頼で下品な若者に感じられました。
当時、憎らしかった「ミネソタ・ハッツ」が、今みるとダンディでカッコ良く、案外いい奴なんじゃないかと思いました。
プロの博打打ちの流儀として、相手が「参った」と言うまでプレーは延々と続きます。
普通、25時間ぶっ続けで玉突いてたら、中年のミネソタのデブ(失礼)はあのメタボの体型ですし、さぞかし苦しかったはずです。それを見抜けずに勝っていた勝負を落とし、自滅したのはニューマンの若さか、あるいはラッパ飲みしていたジャック・ダニエルのせい?
しかし・・・博打に酒はつきものとはいえ、やたらと酒を飲むシーンの多い映画です。
ニューマンは昼夜関係なく、水代わりにビールを飲み、飲みたい時にウィスキーを呷ります。
博奕打ちの末路として、最後はやはりハッピーエンドでは終わりません。
ばくちと酒(女も?)は過ぎると、最後は《あんまり善いことないのよ・・・》天からそんな声が聞こえてきそうな 映画でした。(個人の感想です)
実生活のポール・ニューマンは亡くなってもう5年も経ちますが、83歳の天寿を全うされました。
PS:貸しDVD屋さんでニューマン主演のハスラーの続編を見つけましたが、共演がトム・クルーズ(嫌いというか苦手)なんで見ようかどうしようか迷ってます。
今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
by ヴィトン 公式 (2013-06-29 01:25)